Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2013/08/14

Summer Sonic 2013

 
今年も行ってきました、Summer Sonic 2013!!
サマソニ7年生ですが、いやー、こんなに暑いサマソニは初めてでした・・・
では、フェスの覚え書きをここで。
 
John Legend @ Marine Stage
炎天下のマリンステージに、白いTシャツと黒いパンツ姿で登場。
よかったです!あの歌声に美しいピアノ、もっと近くで観ればよかった。むしろメッセで音をちゃんと聴かせたい感も。Ordinary PeopleとGreen Lightが生で聴けて感激です。それに、サイモン&ガーファンクルのBridge Over Troubled Waterのカバーは素晴らしかった!曲の途中で照りつけていた日差しが隠れ、そよ風が吹いてくるという自然の演出も。スタジアム全体が惹きこまれているような雰囲気でした。
 
Carly Rae Jepsen @ Mountain Stage
去年、世界中で大ヒットした彼女。とっても女の子らしいポップなステージでした!
Wedding RingやTonight I'm Getting Over Youでは、「この中で独身の人どれくらいいる?結構いるわね。いいニュースよ。今日のバンドメンバーはほとんど独身なの」とか、「こぶしを突き上げてみて。そう。失恋で沈んだ気持ちもそうすることで少し解消できたりするの」なんていう曲の歌詞に合わせたMCで盛り上げて、ラストのCall Me Maybeでは大合唱!乙女心くすぐるライブ、踊って歌って楽しかったです!“今風”というだけじゃない、人を引き付ける魅力のあるアーティストです! 
 
Cyndi Lauper @ Mountain Stage
真っ赤な髪にボンデージ・ファッションでサマソニ久々の登場。『She's So Unusual』の発売30周年ということで、She Bopも当時のアレンジで披露!今年還暦とは思えないほどパワフルで、むしろパワーアップしているのではというステージでした。スタッフから何度も巻きが入るほど、日本ファンに伝えたいこといっぱいで、何度も会場に降りてきてはファンを喜ばせる。彼女の愛が伝わってきました。いつも私たちのそばにいてくれてありがとう!
 
Earth Wind & Fire @ Mountain Stage
今回のベストアクト!!1曲目からBoogie Wonder Land!ディスコのイメージが強くて、私もクラブで流れているのを聴くことはあったけれど、彼らのライブは今でも最高でした!屋内ステージだったけど、この日1番汗をかいたっていうくらい踊った歌った!楽しかった!70-80sのアーティストなのに、会場を見渡すと世代ではないはずの若いファンまでが踊ってました。
自分が10~20代のとき夢中になった音楽が、何十年後の音楽フェスでその時の若者にも支持してもらえたらどんなに嬉しいだろう。 そのためにも、良い音楽はちゃんと次の世代に繋いでいくぞ!そう思ったステージでした。
 
Two Door Cinema Club @ Sonic Stage
今年のサマソニの最後はソニックステージ。メインボーカルのアレックスは、英国紳士風にネクタイを締めて登場。フジロックのVampire Weekendもそうだったけど、メンバーがスマートな格好をして涼しい顔で演奏していながら、アリーナはガンガン湧いているという、そんな光景を目にすることがある。音楽はキャッチーかつクレバーなんだけど「お好きにどうぞ」的なクールさ。インディーロックの流行りのスタイルなのだろうか。
エレポップ?ギターポップと言ったらいいのか、その音はとにかく人を踊らせる!Pet Shop BoysにもMUSEにも後ろ髪引かれたけど、10年代のバンドとして見ておいてよかった!最高です!また日本に来てねー!
ギターのリフがクセになるWhat You Knowがやっぱりラストで、やっぱり踊らさられて、私の夏フェスシーズンは幕を閉じました。
 
今年の夏も、ありがとうございました。また来年!
 

2013/08/13

FUJI ROCK 2013

ただいま苗場!去年の晴天フジロックから、今年は「らしい」フジロックへ。
自然の中で音を浴びるこの幸せ。生きてる、わたしー!!


 


The Golden Wet Fingers
Yo La Tengo
Lite
Jazzanova featuring Paul Randolph
Mumford & Sons
Tahiti 80
Vampire Weekend
David Murray Big Band feat. Macy Gray
The Cure
 
見たアーティストを書いてみる。
これらのライブを1日で観られるなんて、改めてフジロックは最高!
 
雨男集団Jazzanova。なぜなら、ライブが始まった瞬間小雨が降りはじめ、最高潮で土砂降り、ラストナンバーで日が差してくるという、自然にしては出来過ぎた演出で、でもそれはオレンジコートを色とりどりのポンチョでカラフルに染め、山奥での一体感を味わせてくれた。
踊りながら、雨の装備をササッと整えられるフジロッカーたちもお見事!長靴で踊る、踊る。ここまで見に来たんだという高揚感もあり、フジロックならではの「極上の土砂降り」を初体験した。Let Me Show Yaとてもよかったなぁ。
 
 




ここまで見に来た、といえばMumford & Sons。
ずっと会いたかった、観たかった!雨の気配を引きずった夕暮れ時、彼らの初来日公演を苗場でついに目撃!アルバムが2作とも素晴らしくて、さてライブは?と思っていたが、自然の躍動をそのまま音にしたようなダイナミックな演奏、よかった!最後の曲I Will Waitでは大合唱がおこり、振り返ると斜面になっているグリーンステージ後ろの方までみんな手を突き上げて歌っている。その光景には鳥肌が立った。
海外の音楽フェスではトリを務めることが多い彼ら。この時間帯に、しかもこんな間近で見られるというのは、初来日公演ならではの贅沢だ!
 
空には星がのぞく、暗い暗い苗場の夜。
David Murray Big Band feat. Macy Grayのステージを堪能!山奥の闇の中に、これだけ豪華なビッグバンドが現れたなんて「幻でも見ているのか・・・?」と思ってしまうほど。散り散りに鳴っている音がDavid Murrayの絶妙なさじ加減で集まってきて、またそれぞれの方向に自由に広がっていくといった感じで、うまく言えないけど今まで聞いたことのない高度なハーモニー。1人ひとりのプレーヤーのソロも渋くてかっこよかったな。
そこにMacyが、ボディラインを強調したピンクのスパンコールのドレス(!)でステージに登場。初めて聞いた彼女の歌声は力強くも優しくて、後ろのジャズバンドの音と溶け合っていた。お客さんに音に合わせてしゃがんだりジャンプしたりするように煽ったり(山を歩き回った脚にはけっこうキツい)、声が小さいとコーラスをやり直させたり、観客をボーっとはさせておかない手厳しさも。(笑)でも、そんなMacyの独特のしゃべり方は彼氏におねだりする女の子みたいでcuteだ。今度は是非ソロライブも観てみたいな。
 
年に1回ここで再会する人たちがいて、心の底からリラックスして、ライブ以外の時間まで心地がいいフジロック。来年もまた、苗場で会いましょう!