Turkish Pottery, 2016

Turkish Pottery, 2016

2018/04/07

J-WAVE ZAPPA最終回






3月31日(土) はJ-WAVE ZAPPAの最終回。たくさんのメッセージをいただき、本当にありがとうございました。




















ZAPPAを担当するにあたり、ずっと貫いてきたことがあります。「新旧洋邦ジャンル問わずボーダレスな選曲をする」ということです。私自身が最新インディーから60sロック/フォークまで聴く「雑食」な音楽ファンであるということもありますが「〜しか聴かない」「〜は聴かない」そんなボーダーは作りたくない、ラジオだからこそ、そんなボーダーを壊してみたいと思っていたからです。
エリック・クラプトンの言葉を借りれば "My belief in music is it’s all good. It’s all good. Even stuff that doesn’t appear to be so, it’s all good"です。

Billboard: Eric Clapton on Declining Guitar Sales: 'Maybe The Guitar Is Over'

音楽のつなぎ方や紹介の仕方で、曲のきこえ方は全く変わります。音楽をどう聴かせるか。ワンマンだったからこそ追求することができました。「稲葉の選曲が好き」と言ってくださる方も多く、一つ自信になりました。


























トークから選曲、機材オペレーションまで担当するワンマンの番組は11年のラジオ人生で初めてでしたが、ZAPPAを経験したことで、ラジオDJとして出来ることが格段に増えました。トーク、選曲、取材、インタビュー、構成、ディレクション、スタジオ機材のオペレーション、ナレーション、ニュース原稿読み、番組アシスタント、レポーター。(自分で言うのもなんですが)私、全部できます。

全部経験した上で、一つ一つをどうスキルアップさせていくのか。どんな番組を作りたいのか。どう発信していくのか。チームになった場合はどんな役割を果たせるのか。これはまた、次へのチャレンジだと思っています。




















朝一番にリスナーさんに「おはよう」「いってらっしゃい」が言える朝5時の生放送は、ラジオDJ冥利につきる番組でした。1年間ありがとうございました!